「バーベルシャフトって、どれを選べばいいか分からない」そう思っている方に向けて、ホームジム歴3年の経験をもとに厳選した5モデルを紹介します。
シャフトの径・長さ・重量の違いが分からないまま買ってしまうと、プレートが合わなかったり、部屋に入らなかったりと後悔しやすいカテゴリです。
この記事では、失敗しない選び方から具体的なおすすめ商品まで丁寧に解説します。
この記事で分かること
- オリンピックシャフトとスタンダードシャフトの違い
- 160cm・180cm・220cmの長さ別おすすめ
- ホームジム向けに静音性・収納性を考慮した選び方
- 実際に使って気づいたデメリット・注意点
バーベルシャフトの基本:種類と規格の違いを理解しよう
🎯 結論:あなたに合うバーベルシャフトはこれ
- 【ホームジム入門・予算重視】 → スタンダードシャフト 160cm(28mm径)
- 【本格トレーニング・ベンチプレス中心】 → オリンピックシャフト 180cm(50mm径)
- 【スクワット・デッドリフトもやりたい上級者】 → オリンピックシャフト 220cm(50mm径)
スタンダードシャフトとは
スタンダードシャフトはスリーブ径が28〜30mmの一般的なバーベルシャフトです。
入門用セットに同梱されることが多く、価格が抑えられているのが特徴。
ただしプレートのラインナップが少なく、重量域も限られるため、トレーニングが本格化すると物足りなくなりやすいです。
オリンピックシャフトとは
オリンピックシャフトはスリーブ径が50mmの規格で、国際的なウエイトリフティング競技でも採用されている仕様です。
スリーブ部分が回転する「ローリング機構」を持つモデルが多く、手首への負担を軽減してくれます。
対応プレートの種類が豊富で、長期的な使用に向いています。
シャフト径(グリップ径)について
よく混同されますが、「シャフト径」には「グリップ部の径」と「スリーブ部の径」の2種類があります。
グリップ部はどちらの規格も28〜32mm程度が多いです。
重要なのはスリーブ径で、プレートの穴径と一致していないと装着できません。
購入前に必ず確認しましょう。
バーベルシャフトの選び方【重量・長さ・用途別】
[IMAGE_2]長さはどう選ぶ?160cm・180cm・220cmの違い
ホームジムで最もよく質問されるのが「シャフトの長さ」です。
180cmが最も汎用性が高く、ホームジムの標準的な選択肢として多くのトレーナーが推奨しています。
160cmはコンパクトで扱いやすい反面、ラック幅によっては使用できない場合があります。
220cmはパワーリフティング競技仕様で、一般的なホームジムには広すぎることが多いです。
| 長さ | 向いている用途 | ホームジム適性 |
|---|---|---|
| 160cm | コンパクト収納・初心者 | ◎(スペース節約) |
| 180cm | ベンチプレス・スクワット全般 | ◎(最もバランス良い) |
| 220cm | 競技・パワーラック使用 | △(部屋の広さ要確認) |
重量(シャフト自体の重さ)の選び方
オリンピックシャフトの標準重量は20kgです。
これは競技規格に準じた設計で、プレートの重量計算がしやすい点でも人気。
一方、10〜15kgの軽量シャフトも存在し、初心者や女性に向いています。
シャフト自体の重さは計算に含めることを忘れずに。
ローリング(回転機構)の有無を確認する
スリーブが回転するモデルはクリーンやスナッチなどのオリンピックリフトで重要な機能ですが、ベンチプレスやスクワット中心なら非回転でも問題ありません。
ただし、ローリング付きは手首への負担が少ないため、長期使用の観点からは回転式をおすすめします。
📝 実際に使ってみた感想
ホームジムを始めた当初、私は格安セットに付属していた28mm径・160cmのスタンダードシャフトをそのまま使っていました。
最初の3ヶ月は問題なかったのですが、ベンチプレスで80kgを超えたあたりからシャフトのしなりが気になり始め、カラーのロックも甘くなってきました。
「もっと重いプレートを買えばいい」と思っていましたが、スタンダード規格の大口径プレートは選択肢が少なく、結局セットごと買い替えることに。
その失敗から半年後、180cm・20kgのオリンピックシャフトに変えたことで、グリップのナーリング(ザラザラ加工)の深さや安定感が全く違うと実感しました。
最初からオリンピック規格を選んでおけばよかった、というのが正直なところです。
気になる点を挙げるとすれば、20kgというシャフト自体の重さ。
入門時にはこの重量だけでもそれなりにキツく感じる方もいると思います。
バーベルシャフトおすすめ5選【用途・タイプ別】
① IROTECオリンピックシャフト 180cm(20kg)
国内ホームジム向けブランドとして定評があるIROTECのスタンダードモデルです。
グリップ径28mm・スリーブ径50mmで、同社のオリンピックプレートとの組み合わせが前提になっています。
ナーリング加工の深さが程よく、長時間握っても痛くなりにくい仕上がり。
ホームジムの入門オリンピックシャフトとして最もコスパが高い1本です。
価格は2万円前後。
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② BODYMAKER オリンピックシャフト 180cm(20kg)
国内スポーツ用品メーカーBODYMAKERのオリンピックシャフト。
クロームメッキ仕上げで錆に強く、スリーブのローリング機構により回転がスムーズです。
ナーリング部分がやや浅めで初心者にも握りやすいのが特徴。
デッドリフトやクリーンのような動的種目よりも、ベンチプレス・スクワット向きのシャフトです。
価格は1万5,000円前後。
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③ ZAOBA オリンピックシャフト 220cm(20kg)
パワーリフティング競技規格に準じた220cmモデル。
ベアリング入りスリーブを採用しており、スリーブの回転がベンチマーク的なスムーズさです。
ラックへの設置幅が広くなるため、ホームジムに導入する場合は天井高と部屋の広さを事前に確認してください。
本格的なウエイトトレーニングを長期的に続けたい方に向いています。
価格は3万円前後。
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④ アイテック スタンダードシャフト 160cm(10kg)
スリーブ径28mmのスタンダードシャフト。
シャフト重量10kgと軽量なので、女性や初心者が自宅トレーニングを始めるのに向いています。
長さ160cmでコンパクトに収納しやすく、マンションの限られたスペースでも取り回しがしやすい。
ただし、将来的に重量が増えてくるとスタンダード規格の制約を感じる可能性があります。
価格は6,000円前後。
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⑤ CAP Barbell オリンピックシャフト 180cm(20kg)
アメリカ発のウエイトトレーニング専門ブランドCAPのオリンピックシャフト。
耐荷重が680kgと非常に高く、長期使用での変形リスクが低いのが魅力です。
ブラックの粉体塗装仕上げで見た目もスタイリッシュ。
国内での流通量は多くないため、購入はAmazon等の並行輸入品が中心になります。
価格は2万5,000円前後。
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バーベルシャフト実用比較表【5モデル徹底比較】
[IMAGE_3]| 商品名 | 規格 | 長さ | 重量 | 回転機構 | 耐久性 | 収納性 | コスパ | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| IROTEC 180cm | オリンピック | 180cm | 20kg | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ホームジム入門・全種目 |
| BODYMAKER 180cm | オリンピック | 180cm | 20kg | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ベンチ・スクワット中心 |
| ZAOBA 220cm | オリンピック | 220cm | 20kg | ◎ | ◎ | △ | ○ | 競技・広いスペースあり |
| アイテック 160cm | スタンダード | 160cm | 10kg | △ | △ | ◎ | ○ | 初心者・女性・スペース重視 |
| CAP Barbell 180cm | オリンピック | 180cm | 20kg | ○ | ◎ | ○ | ○ | 長期使用・高耐荷重重視 |
こんな人におすすめ:シチュエーション別の最適解
マンション・狭い部屋でホームジムを作りたい人
収納スペースと取り回しを最優先するなら160cmのスタンダードシャフトから始めるのも選択肢です。
ただし、将来オリンピック規格への移行を見越して最初から180cmのオリンピックシャフトを選ぶ方が長い目で見ると経済的です。
部屋の壁際に立てかけて保管できる「バーベルホルダー」との組み合わせも検討してみてください。
ベンチプレス・スクワット・デッドリフトを本格的にやりたい人
いわゆるBIG3を中心にトレーニングするなら、180cm・20kgのオリンピックシャフトが最適解です。
グリップ部のナーリング(刻み加工)がしっかりしているモデルを選ぶと、高重量のデッドリフトでもグリップが安定します。
耐荷重は最低でも300kg以上のものを選びましょう。
予算を抑えてとりあえず始めたい人
予算が限られているなら、スタンダードシャフトのセット商品(シャフト+プレート付き)から始めるのは悪くない選択です。
ただし、以下のボックスで紹介するように、数ヶ月後に後悔するケースが多いのも事実です。
💡 半年後の自分を想像してみてください
安いスタンダードシャフトで始めると、3〜6ヶ月後に「重量が足りない」
「プレートが増やせない」
「シャフトがしなる」という壁にぶつかりやすいです。
私自身、5,000円の固定式ダンベルから始めて半年後に全部買い替えた経験があります。
バーベルも同じで、最初にスタンダードシャフト+プレートセットを1万円で買い、その後オリンピック規格に揃え直す費用を合計すると、最初からオリンピックシャフトを買うより高くついてしまいます。
長期的なコストを考えるなら、最初からオリンピックシャフトに投資する方が結果的にお得です。
バーベルシャフトを選ぶ際の注意点【失敗しないために】
プレートとの規格互換を必ず確認する
最もよくある失敗が「シャフトとプレートの規格が合わない」ケースです。
スリーブ径が50mm(オリンピック規格)のシャフトに、穴径28mmのスタンダードプレートは装着できません。
既にプレートを持っている場合は、そのプレートの穴径を先に測ってからシャフトを選びましょう。
耐荷重と使用目的を照合する
シャフトの耐荷重は製品によって大きく異なります。
入門向けの安価なシャフトは耐荷重が100〜150kg程度のものもあり、高重量トレーニングになると変形・破損のリスクが高まります。
目標重量の1.5〜2倍の耐荷重があるシャフトを選ぶのが安全策です。
ナーリング(グリップ加工)の深さを確認する
ナーリングが浅すぎると高重量時にグリップが滑り、深すぎると手のひらが痛くなります。
ベンチプレス中心ならやや浅め、デッドリフト・クリーン中心なら深めのナーリングが向いています。
可能であれば実店舗で握り感を確認してから購入するのが理想的です。
よくある質問(FAQ)
Q. バーベルシャフトは160cmと180cmどちらが良いですか?
ホームジムで汎用性を求めるなら180cmをおすすめします。
160cmはコンパクトで収納しやすいですが、パワーラックやハーフラックに設置した際にプレートを装着するスリーブ(端部)の長さが短くなり、装着できる重量に制限が生じる場合があります。
180cmはスタンダードな規格で対応器具が多く、将来的な拡張性も高いです。
Q. バーベルシャフト自体の重さ(20kg)は計算に含めますか?
はい、必ず含めます。
オリンピックシャフトの標準重量は20kgなので、「プレート片側20kg×2+シャフト20kg=合計60kg」という計算になります。
トレーニングメニューを組む際に見落としやすいポイントです。
シャフトの重量は製品ページに必ず記載があるので確認してください。
Q. スタンダードシャフトとオリンピックシャフトのプレートは共用できますか?
原則として共用できません。
スリーブ径が異なるため、スタンダード用プレート(穴径約30mm)はオリンピックシャフト(スリーブ径50mm)には装着できず、逆も同様です。
ただし、変換アダプター(スリーブに被せてスタンダードプレートをオリンピックシャフトに装着できる器具)を使えば一時的に共用することは可能です。
Q. ホームジムでのバーベルシャフトの保管・収納方法は?
最もスペース効率が良いのは垂直保管(バーベルスタンドを使用)です。
床に寝かせておくと踏んでケガをするリスクがあります。
ラックのアタッチメントとして縦置きホルダーを取り付けるか、単体のバーベルホルダーを購入するのが安全です。
マンションでは特に動線の邪魔にならない壁際に設置することをおすすめします。
Q. バーベルシャフトに錆が出てきたらどうすればよいですか?
軽い錆であれば、3-in-1オイルやWD-40をウエスに含ませて拭き取ることで除去できます。
ナーリング部分は歯ブラシを使って細かい部分まで清掃するのが効果的。
保管場所の湿度管理(除湿剤の設置)と、使用後の汗拭きを習慣化することで錆の発生を大幅に抑えられます。
クロームメッキ仕上げよりも粉体塗装やカニゼンメッキの方が錆に強い傾向があります。
まとめ:迷ったらオリンピックシャフト180cmを選ぼう
バーベルシャフトの選び方をまとめると、「最初からオリンピックシャフト180cm・20kgを選ぶ」のがほとんどのホームジムユーザーに当てはまる正解です。
スタンダードシャフトは確かに安く、入門として悪くないですが、半年後に後悔するケースが多いです。
私自身の経験からも、最初の買い物でオリンピック規格にしておけばよかったと強く感じています。
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長く使えるものを最初に選ぶことが、ホームジム投資で最も重要な判断です。
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