ホームジムを作るとき、ダンベルやベンチばかり先に選んで床材を後回しにしていませんか?
実は床材は「騒音・床の傷・ケガのリスク」すべてに直結する、最初に決めるべき重要アイテムです。
この記事では、マンションでホームジムを3年間運用してきた筆者が、実際に使ってわかった視点でホームジム用床材おすすめ7選を比較・紹介します。
- ゴムマットとジョイントマット、どちらが自分に合うか判断できる
- 静音性・ゴム臭・収納性など実使用で重要な比較軸がわかる
- マンション・賃貸でも安心して使える床材の選び方がわかる
- 失敗しない購入順序・組み合わせ方がわかる
ホームジム床材の種類と選び方の基本
🎯 結論:あなたに合う床材はこれ
- 【マンション・防音重視の人】 → 厚さ15mm以上のゴムマット(単品タイプ)
- 【コスパ重視・広めのスペースを敷き詰めたい人】 → EVAジョイントマット(厚さ20mm)
- 【見た目・おしゃれさも重視したい人】 → 木目調フロアタイル+ゴムマット下敷き
- 【パワーラック・高重量器具を置く人】 → ゴムチップマット(厚さ20mm以上)+合板補強
床材に求められる4つの役割
ホームジムの床材には、床の傷つき防止・防音・クッション性・滑り止めという4つの役割があります。
フローリングや畳の上で直接トレーニングをすると、ダンベルを下ろす際の衝撃で床が凹んだり、集合住宅では下の階への騒音になったりします。
床材はトレーニングの質を上げるだけでなく、住環境を守るための「保険」でもあります。
素材別の特徴まとめ
床材の素材は主に「ゴム系」
「EVA(発泡樹脂)系」
「木材・タイル系」の3種類です。
ゴム系は耐久性と防音性に優れますが、独特のゴム臭が数週間続くことがあります。
EVA系は軽くて扱いやすく価格も安めですが、高重量器具の下では経年でへたりやすい点があります。
木材・タイル系はインテリアになじみますが、単体では衝撃吸収が弱いため下地にゴムマットとの併用が基本です。
マンション・賃貸で特に注意すべき点
賃貸マンションでは退去時の原状回復義務があります。
床材を選ぶ際は「滑り止め加工があるか」
「固定に接着剤を使わなくて済むか」を確認しましょう。
ジョイントマットや置くだけのゴムマットなら原状回復がしやすく、賃貸住まいでも安心して導入できます。
📝 実際に使ってみた感想
ホームジムを始めた当初、床材は「あとでいいか」と後回しにして、最初の3ヶ月間はフローリングの上にヨガマット1枚でトレーニングしていました。
32kgのダンベルで床引きデッドリフトをやった翌日、フローリングに直径1cmほどの凹みを発見。
妻からは「修繕費どうするの」と一言。
すぐに8mmのEVAジョイントマットを買いましたが、今度はゴムマットではなかったため重量を受けきれず、半年でタイルの継ぎ目が浮いてきました。
結局、厚さ15mmのゴムマットに買い替えたのが1年目の秋。
最初から15mm以上のゴムマットを選んでいれば、買い替えコスト約8,000円は節約できたと今でも悔やんでいます。
現在は15mmゴムマット+合板補強の組み合わせで、ダンベルを落としてもほぼ音が響かなくなりました。
ゴム臭は購入直後に1〜2週間ほど気になりましたが、換気を続けたら落ち着きました。
ホームジム床材おすすめ7選を徹底比較
[IMAGE_2]| 商品タイプ | 静音性 | ゴム臭 | 収納性 | 耐久性 | コスパ | 賃貸対応 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ①厚手ゴムマット(15mm) | ◎ | △ | △ | ◎ | ○ | ◎ | 6,000〜12,000円前後 |
| ②EVAジョイントマット(20mm) | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 3,000〜7,000円前後 |
| ③ゴムチップマット(20mm以上) | ◎ | △ | △ | ◎ | ○ | ○ | 8,000〜20,000円前後 |
| ④コルクマット | ○ | ◎ | ○ | △ | ○ | ◎ | 3,000〜6,000円前後 |
| ⑤フロアタイル(木目調) | △ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 5,000〜15,000円前後 |
| ⑥ロールマット(ゴム系) | ◎ | △ | ○ | ◎ | △ | ○ | 15,000〜30,000円前後 |
| ⑦合板+ゴムマット(二重補強) | ◎ | △ | △ | ◎ | ○ | ○ | 10,000〜25,000円前後 |
※◎=優秀 ○=標準 △=やや劣る。
価格はおおよその目安です。
スペースサイズや枚数によって変動します。
①厚手ゴムマット(15mm) 防音・耐久性重視の定番
特徴とおすすめポイント
ジム用ゴムマットのなかでも厚さ15mm前後の単品タイプは、ホームジムの定番中の定番です。
天然ゴムまたは再生ゴムが使われており、重量ダンベルやバーベルの衝撃を面全体で受け止めます。
1枚あたりの重さが5〜8kg前後あるためずれにくく、高重量トレーニング時の安定感が際立ちます。
デメリット:ゴム臭への対策
最大のデメリットは購入直後の独特なゴム臭です。
再生ゴム製品では特に強く、室内で使い始めると数日〜2週間程度は気になることがあります。
対策としては①届いたらすぐ屋外または換気の良い場所に広げて数日置く、②重曹水で拭いてから使う、③使用後は必ず換気するという3ステップが効果的です。
臭いは時間とともに落ち着くので、最初だけ辛抱が必要です。
こんな人におすすめ
- ダンベルを床引きデッドリフトで使うなど高重量トレーニングをしたい人
- マンションで下の階への防音対策を最優先したい人
- 長期間(3年以上)使えるものに最初から投資したい人
おすすめ商品(PR)
②EVAジョイントマット(20mm) コスパと扱いやすさで初心者に最適
特徴とおすすめポイント
EVA(エチレン酢酸ビニル)素材のジョイントマットは、軽量・低価格・ゴム臭なしという三拍子が揃った入門向け床材です。
パズルのように連結できるため、部屋の形に合わせて自由にサイズ調整ができます。
厚さ20mmのものを選べばある程度の衝撃吸収も期待でき、軽〜中重量のダンベルトレーニングやストレッチ、体幹トレーニングなら十分な性能を発揮します。
注意点:へたりと耐荷重
一方、長期的な耐久性はゴムマットより劣ります。
特にパワーラックやバーベルスタンドなど点荷重がかかる重量器具の設置場所は、半年〜1年ほどで圧縮されてへたってくることがあります。
器具の脚の下だけゴムマットを重ねるなど、部分的な補強との組み合わせが賢い使い方です。
こんな人におすすめ
- まずリーズナブルにホームジムをスタートしたい人
- 部屋全体を広く敷き詰めたいがコストを抑えたい人
- ゴム臭が苦手な人、子どもがいる家庭
おすすめ商品(PR)
③ゴムチップマット(20mm以上) パワーラック使用者の最有力候補
[IMAGE_3]特徴とおすすめポイント
廃タイヤなどを再利用したゴムチップ(粒チップ)をプレス成型したマットで、衝撃吸収性と耐荷重が最高クラスです。
厚さ20mm以上のものは実際の商業ジムにも採用されており、バーベルのドロップや高重量スクワットの反復にも対応できます。
表面がざらついているためシューズのグリップも良く、トレーニングの安定感が高まります。
デメリットと選ぶときのポイント
重量があるため移動や収納が手間で、価格もゴムマット単品より高めです。
また購入直後はゴム臭がゴムマット以上に強い製品もあります。
購入前にゴム臭対策の口コミを確認することを強くおすすめします。
屋外での事前換気が可能な環境があるかどうかも購入判断の基準にしてください。
こんな人におすすめ
- パワーラックやバーベルを使った本格的なウェイトトレーニングをしたい人
- デッドリフトでバーベルを床に下ろすトレーニングをする人
- 長期使用前提で最初から妥協したくない人
おすすめ商品(PR)
④コルクマット ゴム臭ゼロ・子どもにも優しい自然素材
特徴とおすすめポイント
天然コルク素材を使ったマットはゴム臭が一切なく、リビング兼用のホームジムにも馴染みます。
抗菌・防カビ性があり、床に汗が落ちても清潔に保ちやすいのも特徴です。
ジョイントタイプが多く、広さに合わせて連結できます。
ヨガやストレッチ、軽いダンベルトレーニングなら十分なクッション性です。
注意点
高重量ダンベルやバーベルには不向きで、圧縮によるへたりが出やすいです。
また水に濡れると膨張してつなぎ目が浮きやすくなるため、汗をかくトレーニングでは使用後の拭き取りを習慣にしてください。
おすすめ商品(PR)
⑤フロアタイル(木目調)+下地ゴムマット 見た目と機能を両立
特徴とおすすめポイント
PVCや塩化ビニル素材の木目調フロアタイルは、ホームジムをおしゃれに見せたい人に人気です。
ジョイントタイプやはめ込みタイプがあり、傷や汚れに強いのが特徴。
ただし単体では衝撃吸収力が低いため、下地に5〜10mmのゴムマットを敷く「二重構造」で使うのが正解です。
注意点
単体での防音性は高くないため、マンションでは必ず下地マットと組み合わせてください。
また器具の重みで端が浮きやすい製品もあるため、レビューで重量物への対応可否を確認してから購入することをおすすめします。
おすすめ商品(PR)
⑥ロールマット(ゴム系) 広いスペースをムラなくカバー
特徴とおすすめポイント
ロール状に巻かれた長尺のゴムマットで、広いスペースを継ぎ目なく敷き詰められるのが最大の強みです。
ジョイントマットのような継ぎ目がないため、バーベルの転がりや器具の移動がスムーズです。
10mm〜15mm厚のものが主流で、防音性も高めです。
注意点
重く扱いが大変で、一人での設置は難しいケースもあります。
また価格は7選のなかでも高めで、15,000〜30,000円前後のものが多いです。
部屋全体に敷くガレージジムや専用トレーニングルームを作る人向けの選択肢です。
おすすめ商品(PR)
⑦合板+ゴムマットの二重補強 パワーラック設置の最強構成
なぜ二重補強が必要なのか
100kg超のパワーラックや重量プレートを置く場合、ゴムマットだけでは床への点荷重集中が防ぎきれないことがあります。
厚さ12〜20mmの構造用合板をゴムマットの下(または上)に敷く二重補強構成にすることで、荷重が広い面積に分散され、フローリングへのダメージを大幅に軽減できます。
Yahoo知恵袋などでも「パワーラックなら合板補強は必須」という意見が多く見られます。
組み合わせの選び方
基本構成は「ゴムマット(下)+合板(上)」または「合板(下)+ゴムマット(上)」のどちらか。
下がゴムマットの場合はクッションが床側に来るため防音効果が高まり、下が合板の場合は荷重分散が主目的になります。
マンションでは下層にゴムマット・上層に合板の順にするのがおすすめです。
こんな人におすすめ
- パワーラックを設置する予定がある人
- バーベルの重量が今後100kgを超えそうな人
- フローリングへのダメージをとにかく最小化したい人
おすすめ商品(PR)
💡 3ヶ月後の自分を想像してみてください
「まずは安い8mmのジョイントマットで始めよう」と最初に思っていた筆者ですが、結局3ヶ月後には重量アップとともにへたりが目立ち始め、15mmゴムマットへの買い替えが必要になりました。
最初から15mm厚のゴムマットを選んでいれば、買い替えにかかった費用と手間が不要でした。
床材も「成長後のトレーニング強度」を見越して選ぶのが長期的にお得です。
特に可変式ダンベルで重量を上げていく予定がある方は、最初から耐久性の高いゴムマットか、ゴムチップマットを選んでおくことを強くおすすめします。
床材の選び方チェックリスト
住環境から考える
- ✅ 集合住宅(マンション・アパート)→ 15mm以上のゴムマット or ゴムチップマット必須
- ✅ 戸建て・1階 → EVAジョイントマットでも可。予算があればゴムマット
- ✅ 賃貸 → 接着剤不要のジョイント式・置き敷きタイプを選ぶ
使用器具から考える
- ✅ ダンベル〜30kg前後 → 厚さ15mmゴムマット or EVAジョイントマット20mm
- ✅ バーベル・パワーラック → ゴムチップマット20mm以上 or 合板+ゴムマット二重補強
- ✅ ヨガ・ストレッチ中心 → コルクマット or EVAジョイントマット
予算から考える
- ✅ 〜5,000円 → EVAジョイントマット(20mm)でスタート
- ✅ 5,000〜15,000円 → 厚手ゴムマット(15mm)が最もバランス良し
- ✅ 15,000円以上 → ゴムチップマット or ロールマット or 合板補強構成
よくある質問(FAQ)
Q. ジョイントマットは何mmを選べばいいですか?
軽〜中重量のダンベルトレーニングなら20mmが最低ラインです。
10〜12mmでは衝撃吸収が不十分で、マンションでは特に下の階に音が響きやすくなります。
パワーラックや高重量バーベルを使う場合はジョイントマット単体では不十分なため、ゴムマットやゴムチップマットへのアップグレードを検討してください。
Q. ゴムマットのゴム臭はどのくらいで消えますか?
製品によって異なりますが、1〜3週間を目安に換気を続けると落ち着く場合がほとんどです。
届いたら室外や換気の良い場所で数日間広げてから室内に持ち込む「屋外エアリング」が最も効果的です。
重曹水や薄めた酢水で拭く方法も臭いを和らげる効果があると言われています。
Q. マンションのフローリングに床材を敷いても、退去時に問題になりませんか?
接着剤を使わない置き敷きタイプやジョイントタイプであれば、一般的に問題になりません。ただし床材自体がずれて長期間圧力をかけたり、滑り止めシートが化学変化でフローリングに跡を残すケースもあります。ゴム素材の滑り止めシートは床材の種類

