「ホームジムを作りたいけど、いくらかかるの?」
「予算5万円でも本当に使えるホームジムが作れる?」
こんな疑問を抱えたまま、器具選びが進まずにいませんか?
ホームジム歴3年の私も、最初は右も左も分からず5,000円の固定式ダンベルを買って後悔した経験があります。
今では週3〜4回、朝6時から40分のトレーニングを快適にこなせるホームジムを作りましたが、そこに辿り着くまでに「買い替え費用」という余計なコストを払ってしまいました。
この記事では、予算5万円〜30万円の4段階に分けて、ホームジムの作り方を具体的に解説します。
マンション住まいの方が気になる防音・収納・臭いの問題も正直にお伝えします。
この記事で分かること:
- 予算別(5万・10万・20万・30万)のホームジム構築プランと必要器具
- 各器具の選び方と「買って後悔しないための」チェックポイント
- マンション・アパートでも使えるスペース・静音・臭い対策
- 初心者が最初に揃えるべき器具の優先順位
- 予算を段階的に増やしていく「ステップアップ戦略」
まず結論:あなたの予算に合うホームジム構成はこれ
🎯 結論:あなたの予算に合うホームジム器具セットはこれ
- 【予算5万円・まず試したい人】 → 可変式ダンベル+トレーニングマット
- 【予算10万円・本格的に始めたい人】 → 可変式ダンベル+フラットベンチ+マット
- 【予算20万円・上半身も下半身も鍛えたい人】 → 可変式ダンベル+アジャスタブルベンチ+バーベルセット+マット
- 【予算30万円・本格派・全身トレーニングしたい人】 → パワーラック+バーベルセット+アジャスタブルベンチ+可変式ダンベル+マット
それぞれの予算プランで「なぜその器具を選ぶのか」
「どんなトレーニングができるのか」を以下で詳しく解説していきます。
ホームジムを作る前に必ず確認すべき3つのこと
①スペース:最低でも2畳分を確保できるか
ホームジムで最初につまずくのが「スペース問題」です。
私が住むマンションでは、6畳の洋室の一角をトレーニングスペースに充てています。
目安は2畳(約3.3㎡)あれば、ダンベルとベンチは十分置けます。
パワーラックを導入する場合は最低でも4畳、理想は6畳の専用スペースが欲しいところ。
天井高も要注意で、2.4m以上ないとデッドリフトやショルダープレスで頭が当たることがあります。
②防音・振動:マンションでの騒音リスクを把握する
マンション住まいの方にとって、近隣への騒音・振動は最大の懸念事項です。
鉄製プレートをフローリングに落とした際の衝撃音は、下の階にかなり響きます。
私も最初はヒヤヒヤしていましたが、厚さ2cm以上のゴムマットを敷いてからは問題がなくなりました。
バーベルやパワーラックを使う場合は、さらに厚手のマット(4〜6cm)の追加を検討してください。
ダンベルだけであれば、適切なマット1枚で対処できます。
③臭い:ゴム製器具の臭いは想像以上に強い
これは私が最初に買った5,000円の固定式ダンベルで痛感しました。
届いた瞬間から部屋中にゴム臭が充満し、妻からすぐにクレームが来ました。
安価なゴム製器具は臭いが強い傾向があります。
購入前に素材(ラバー/ウレタン/クロームメッキ)を必ず確認しましょう。
【予算5万円】最小構成でスタートする入門ホームジム
[IMAGE_2]揃えるべき器具リスト
予算5万円の場合、「可変式ダンベル」と「トレーニングマット」の2点に絞るのが正解です。
この2つさえあれば、上半身・体幹を中心に20種類以上のトレーニングが可能です。
- 可変式ダンベル(片手分・32kgセット):2万5,000円前後〜3万5,000円前後
- トレーニングマット(厚さ2cm・2枚組):8,000円前後〜1万5,000円前後
- プッシュアップバー:2,000円前後〜5,000円前後
- 合計目安:3万5,000円前後〜5万円前後
5万円プランでできるトレーニング
ダンベルとマット、プッシュアップバーがあれば、以下のトレーニングをカバーできます。
- 胸:ダンベルフライ、ダンベルプレス、プッシュアップ
- 背中:ダンベルロウ、デッドリフト(軽重量)
- 肩:ダンベルショルダープレス、サイドレイズ、フロントレイズ
- 腕:ダンベルカール、トライセプスキックバック
- 体幹:プランク、クランチ
5万円プランの注意点
ベンチがないため、フライやプレス系の動作は床で行うことになります(フロアプレスと呼ばれます)。
可動域がやや制限されますが、初心者のうちはそれほど大きな差はありません。
ただし、半年以内にベンチの購入を検討したほうが、トレーニングの幅が大きく広がります。
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💡 3ヶ月後の自分を想像してみてください
最初は軽い重量から始めても、筋力がつくにつれて「もっと重いものが欲しい」と感じるようになります。
固定式ダンベルを5kgや10kgで揃えてしまうと、3ヶ月で物足りなくなり、また買い直す羽目になります。
私がまさにそれでした。
最初から可変式ダンベル(32kg以上)を選んでおけば、初心者から中級者まで長く使い続けられます。
固定式を5本揃えるコストと比べると、可変式1セットのほうが結果的に安上がりになるケースがほとんどです。
【予算10万円】本格的な筋トレが始められる標準ホームジム
揃えるべき器具リスト
10万円あれば、5万円プランにフラットベンチを追加することで、トレーニングの質が格段に上がります。
ベンチがあるとダンベルプレス・フライの可動域が広がり、全身の筋肉をより効率よく刺激できます。
- 可変式ダンベル(32kgセット):2万5,000円前後〜3万5,000円前後
- フラットベンチ(耐荷重150kg以上):1万5,000円前後〜2万5,000円前後
- トレーニングマット(厚さ2cm・2枚組):8,000円前後〜1万5,000円前後
- プッシュアップバー:2,000円前後〜5,000円前後
- 抵抗バンドセット:3,000円前後〜8,000円前後
- 合計目安:5万3,000円前後〜8万8,000円前後
📝 実際に使ってみた感想
私がホームジムを始めて最初に買ったのは、ネットで見つけた5,000円の固定式ダンベル(10kg×2個)でした。
届いた翌日から使い始めましたが、問題は2週間で噴出しました。
まずゴム臭。
箱を開けた瞬間から6畳の洋室が充満するほどの臭いで、妻から「捨てて」と真剣に言われました。
次に重量不足。
10kgでは4週間後にはアームカールが軽すぎて刺激がなくなり、12kgや14kgのダンベルを追加で買う羽目に。
結局、固定式を5本揃えるのに合計3万円以上かかってしまいました。
その後、調べてIROTECの可変式32kgセットに買い替えました。
価格は固定式の追加費用を含めたトータルより少し高い程度でしたが、2kgごとに細かく重量変更できる使い勝手は比較になりませんでした。
ゴム臭もほとんどなく(プレートの素材の違いが大きいようです)、妻からのクレームもなくなりました。
買い替えから2年以上経ちましたが、今もガタつきなく使えています。
正直、最初からこちらを選んでいれば余計な出費も部屋の臭い問題もなかったと後悔しています。
フラットベンチ選びの重要ポイント
フラットベンチは「耐荷重」と「幅」が重要です。
耐荷重150kg以上のものを選ばないと、自分の体重+ダンベルの重量でベンチが歪んだり、最悪の場合折れるリスクがあります。
幅は25〜30cmが標準的で、狭すぎると肩甲骨を寄せた動作がしにくくなります。
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【予算20万円】上半身・下半身をフルカバーするホームジム
[IMAGE_3]揃えるべき器具リスト
20万円の予算があれば、バーベルとプレートを追加することでスクワットやデッドリフトといった「ビッグ3」に近いトレーニングが自宅で可能になります。
- 可変式ダンベル(32kgセット):2万5,000円前後〜3万5,000円前後
- アジャスタブルベンチ(角度調整可能):2万5,000円前後〜4万円前後
- バーベルシャフト(20kg程度)+プレートセット:3万円前後〜5万円前後
- スクワットスタンド(簡易タイプ):2万円前後〜3万5,000円前後
- トレーニングマット(厚さ4cm・ジョイントマット):1万5,000円前後〜2万5,000円前後
- 合計目安:11万5,000円前後〜18万5,000円前後
アジャスタブルベンチが必要な理由
フラットベンチで十分と思いがちですが、アジャスタブルベンチ(インクライン・デクライン角度調整可能)があると、インクラインダンベルプレスで上部胸筋、デクラインで下部胸筋と、より細かい部位のトレーニングが可能になります。
ショルダープレスも座って行うと安定感が増し、より高重量を扱えます。
長期的な筋肉発達を考えると不可欠な器具です。
スクワットスタンド(パワーラック不要)の選び方
パワーラックは費用も設置スペースも大きいため、20万円プランでは「スクワットスタンド(2本脚タイプ)」を検討してください。
バーベルを肩に担いでスクワットができ、必要最小限のスペースで設置できます。
ただし、安全のためセーフティバーが付いているモデルを選ぶことが必須です。
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【予算30万円】パワーラック導入で本格ホームジムを構築
揃えるべき器具リスト
30万円あれば、ホームジムの最終形と言えるパワーラックを中心とした構成が実現できます。
スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの「ビッグ3」をすべて安全にこなせるのが最大のメリットです。
- パワーラック(マルチタイプ):5万円前後〜12万円前後
- バーベルシャフト(20kg)+プレートセット(合計80kg〜100kg):4万円前後〜8万円前後
- アジャスタブルベンチ:3万円前後〜5万円前後
- 可変式ダンベル(32kgセット):2万5,000円前後〜3万5,000円前後
- ジョイントマット(厚さ4〜6cm・6畳分程度):2万円前後〜4万円前後
- 合計目安:16万5,000円前後〜32万5,000円前後
パワーラック選びの注意点
パワーラックは「耐荷重」
「フレーム径」
「天井高との適合」の3点を最優先で確認してください。
耐荷重は最低200kg以上、できれば300kg以上のものを選ぶと安心です。
フレーム径が細いモデルはバーベルを高重量で扱うとフレームがたわむことがあり、安全面で不安が残ります。
天井高についても要注意。
パワーラックの高さは多くの製品で180〜230cm程度ありますが、懸垂バーを使用する場合は「ラックの高さ+自身の腕の長さ」が天井に当たらないか確認が必要です。
パワーラックの設置・組み立ての現実
パワーラックは一人での組み立てが困難なものがほとんどです。
2人以上での作業が前提で、組み立て時間は2〜4時間程度かかります。
また、一度設置すると移動が非常に大変なので、設置場所はじっくり決めてから購入することをおすすめします。
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予算別ホームジム構成の実用比較表
| 比較項目 | 5万円プラン | 10万円プラン | 20万円プラン | 30万円プラン |
|---|---|---|---|---|
| 主な器具 | 可変式ダンベル+マット | +フラットベンチ | +バーベル+スタンド+アジャスタブルベンチ | +パワーラック |
| 必要スペース | ◎ 約2畳 | ○ 約2〜3畳 | △ 約4畳 | △ 約6畳 |
| 静音性 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
| ゴム臭リスク | ○(器具による) | ○ | ○〜△ | △(マット・プレートによる) |
| 収納性 | ◎ | ○ | △ | △(常設前提) |
| トレーニング種目数 | ○ 約20種目 | ○ 約30種目 | ◎ 約40種目 | ◎ 約50種目以上 |
| マンション適性 | ◎ | ◎ | ○ | △(1階推奨) |
| 初期コスパ | ◎ | ◎ | ○ | ○(長期では◎) |
| おすすめ対象 | 初心者・まず試したい方 | 筋トレ初心者〜中級者 | 中級者・下半身も鍛えたい方 | 本格派・上級者志望 |
こんな人におすすめ:あなたはどのタイプ?
【5万円プランが向いている人】
- これからホームジムを試してみたい初心者
- マンション・アパートで騒音・振動を最小限にしたい人
- 収納スペースが限られていて常設が難しい人
- まず上半身の筋トレから始めたい人
【10〜20万円プランが向いている人】
- ジムに通っていた経験があり、ある程度の種目をこなしたい人
- 胸・背中・肩・腕・体幹を満遍なく鍛えたい人
- マンション住まいだが本格的に筋肥大を目指している人
- 週3〜5回のトレーニングをルーティン化したい人
【30万円プランが向いている人】
- スクワット・デッドリフトで高重量を安全に扱いたい人
- 戸建て・マンション1階で防音の制約が少ない人
- 長期的にジム会費を節約し、5年以上ホームジムを使い続けるつもりの人
- ボディビルや競技を目指すほどの本格派
どの予算でも必須:トレーニングマット・床材の選び方
なぜマットは最優先で購入すべきか
どの予算プランでも、マットは最初に買うべき器具です。
フローリングへの傷防止はもちろん、器具を落とした際の防音・防振、自分自身の関節への衝撃吸収など、複数の重要な役割があります。
マット無しで使い始めて後悔した人の声をよく見かけますが、これは本当によく起きるミスです。

