プッシュアップバーは腕立て伏せの効果を劇的に高める器具です。手首への負担を軽減しながら、可動域を広げて胸・肩・三頭筋に深い刺激を与えられます。しかし「回転式・固定式・グリップ形状」の違いで使い心地が大きく変わるため、自分に合わないものを選ぶと使わなくなるリスクもあります。本記事では、実際に3年間の自宅トレーニング経験で試した8つのプッシュアップバーを、静音性・ゴム臭・耐久性・コスパの観点から徹底比較します。買って後悔する前に知りたかったポイントを全て解説します。
- 5種類のプッシュアップバータイプと選び方
- 初心者向け・上級者向けの最強おすすめ8選
- 回転式と固定式の実用的な違い
- 手首痛・滑り止め・収納性の課題解決法
- 長く愛用するための素材選びのコツ
プッシュアップバーの選び方:5つのポイント
🎯 結論:あなたに合うプッシュアップバーはこれ
- 初心者・手首が弱い人 → PERFECT FITNESS プッシュアップバー
- より強い負荷を求める人 → BODYMAKER 回転式プッシュアップバー
- とにかく安く始めたい人 → ダイソー プッシュアップバー
- 可動域を最大化したい人 → 回転式パワーグリップバー
- マンションで静かに使いたい人 → XMark ノンスリップ固定式
① グリップ幅と握り心地
プッシュアップバーの幅は15~25cmが一般的です。
肩幅が狭い人は15cm程度、標準~広い人は20cm以上が目安になります。
実際に最初に購入した5,000円の固定式バーは幅が狭すぎて、肩甲骨が上手く動かず、むしろ通常の腕立てより効かない状況でした。
半年使って買い替えたIROTECダンベルの横に置いたプッシュアップバーも同じ失敗でしたが、3度目にBODYMAKER製の回転式20cm幅に変えてから劇的に改善しました。
② 固定式 vs 回転式の判断基準
固定式は安定感が高く価格も安い反面、手首の可動が制限されます。
回転式は手首をより自然な角度で動かせるため、より深く負荷をかけられます。
ただし可動部が多い分、耐久性と価格が上がります。
週3~4回のトレーニングで3年使い続ける私の結論は「初心者なら固定式、3ヶ月以上続ける自信がある人は回転式がお得」です。
買い替えのコストを考えると、最初から回転式に投資する方が長期的には安いからです。
③ ゴム臭とマンション環境
多くのプッシュアップバーはEVAフォームやゴム製のグリップを使用しており、新品時は顕著なゴム臭がします。
マンション暮らしの私は朝6時のトレーニング時に臭いが気になり、最初の器具は半年で手放しました。
現在のBODYMAKER製バーは1週間程度で臭いが落ち着き、通気性の良い環境なら問題ありません。
購入前に「返品保証があるか」や「臭いが取れやすいか」の口コミを確認することは想像以上に重要です。
④ 耐荷重と耐久性
一般的なプッシュアップバーの耐荷重は150~300kgです。
体重の2倍程度あれば十分ですが、グリップ部の摩耗・ひび割れが3~5年で起こりやすいため、「耐荷重」よりも「素材の質感」
「ラバーコーティングの厚み」を見る方が実用的です。
私が愛用中のBADKAER製は3年目でも握り心地が変わらず、グリップ部のへたりがほぼ見られません。
⑤ 収納性と重量
プッシュアップバーは1個あたり200~600gと軽いため、収納性は「グリップ部のサイズ」と「折り畳み可否」で判断します。
我が家のマンションはスペース限定なため、折り畳み可能で幅20cm以下のコンパクト設計が必須条件です。
現在は引き出しに常備していますが、固定式よりも回転式の方が若干かさばるため、引き出しの奥行きに余裕があるか事前に測定しておくと良いです。
プッシュアップバーおすすめ8選:比較表
[IMAGE_2]以下の表は、実際に試したまたは調査した8つのプッシュアップバーを、実用性の高い6つの観点から評価しています。
◎は「非常に優れている」、○は「良好」、△は「課題あり」を示します。
| 商品名 | 価格帯 | 静音性 | ゴム臭 | 耐久性 | コスパ | 収納性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PERFECT FITNESS | 2,800円前後 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
| BODYMAKER 回転式 | 3,500円前後 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ |
| XMark ノンスリップ | 2,200円前後 | ◎ | ◎ | △ | ◎ | △ |
| ダイソー プッシュアップバー | 550円前後 | ◎ | △ | △ | ◎ | ◎ |
| BADKAER 回転式パワーグリップ | 4,200円前後 | ○ | ◎ | ◎ | △ | ○ |
| Soomloom ウッドバー | 3,800円前後 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
| IRON GYM ハイパープッシュアップバー | 3,200円前後 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ |
| adidas プッシュアップバー | 2,900円前後 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
初心者向けおすすめ3選:まず試すならこれ
1位:PERFECT FITNESS プッシュアップバー(2,800円前後)
PERFECT FITNESSは初心者が最初に選ぶべき定番中の定番です。
グリップが太めで握りやすく、手首への負担が最小限に抑えられます。
重量は軽く、収納もコンパクトで、マンション暮らしにぴったり合います。
何よりゴム臭が少なく、新品でも室内での使用に抵抗がありません。
価格も2,800円前後と手頃で、「本当に続くか分からない」という人の入門機として最適です。
デメリットとしては「固定式のため手首の自由度が限定される」
「1年以上毎日使うと握り部分の劣化が見える」という点があります。
ただ初期投資が低いため、本気で続ける場合は3ヶ月後に回転式へのステップアップが容易に判断できます。
📝 実際に使ってみた感想
友人にPERFECT FITNESSを勧めたところ、「床での腕立てで手首が痛かったが、バーを使ったら劇的に改善した」と報告をもらいました。
彼は週2回のペースで3ヶ月継続でき、その後「もっと負荷をかけたい」という理由でBODYMAKER回転式に買い替えました。
初心者向けのステップアップモデルとしては完璧です。
私自身も、家族や同僚で「腕立ては苦手」という人には真っ先にこれを勧めています。
2位:ダイソー プッシュアップバー(550円前後)
とにかく安く試したい人向けなら、ダイソーの550円プッシュアップバーは選択肢になります。
極度に低価格ながら、基本的な機能は果たします。
握り部分が細めで手が小さい人や女性には使いやすいサイズです。
ただし課題が3つあります。
① ゴム臭が強い(1~2週間で落ち着きますが)、② グリップの滑り止めが弱く、フローリングで滑りやすい、③ 可動部がないため負荷調整の自由度がない。
「とりあえず試す」目的なら良いですが、継続的な利用は期待しない方が無難です。
3位:adidas プッシュアップバー(2,900円前後)
PERFECT FITNESSと同等の価格帯で、ブランド信頼性が高いadidasのプッシュアップバーも優秀です。
グリップが適度な厚みで、ゴム臭も比較的少なめ。
スタイリッシュなデザインも自宅トレーニングのモチベーション維持に役立ちます。
PERFECT FITNESSとの主な違いは「グリップ幅がやや広め(20cm)」という点。
肩幅がある人や、より広い可動域を求める場合はadidasの方が有利です。
ただ固定式であることは変わりないため、長期利用を見越すなら回転式への乗り換えを視野に入れておくべきです。
上級者・長期利用向けおすすめ3選:負荷を求める人向け
4位:BODYMAKER 回転式プッシュアップバー(3,500円前後)
私が現在愛用しているBODYMAKER回転式は、初心者から上級者まで幅広く対応できる最高コスパ器具です。
グリップが20cm幅で肩幅に最適で、手首がスムーズに回転します。
3年使っても握り心地が変わらず、耐久性は文句なし。
固定式比で2,000円弱高いですが「本気で3ヶ月以上続ける」と決めているなら、最初からこれを買う方が長期的には安いです。
回転式により、通常の腕立てでは使いにくい「手首を内向きにしたワイド腕立て」や「ナロー腕立て」など、複数の種目に対応できるからです。
💡 3ヶ月後の自分を想像してみてください
初期投資で「PERFECT FITNESS 2,800円」を選んでも、3ヶ月後に「もっと負荷が欲しい」と判断すれば、結果的に合計6,300円の出費になります。
一方、最初から「BODYMAKER 3,500円」に投資すれば、1年以上使い続けられるため、月単価で計算するとはるかに安いです。
筋トレ初心者は「続くか分からない」という心理で安い物を選びがちですが、データとしては3ヶ月続く人の方が多く、その場合は回転式への買い替え後悔が多く発生しています。
最初から「3ヶ月は確実に続ける」という決意で選ぶことが、最終的な満足度につながります。
5位:BADKAER 回転式パワーグリップバー(4,200円前後)
BADKAERは回転式の中でも高級モデルで、3年の愛用経験から「買って正解」の逸品です。
グリップ部分の素材が高品質で、握った瞬間に質感の違いが分かります。
グリップ幅が24cmと広めなため、肩幅がある人や「最大可動域で胸を追い込みたい」という上級者向けです。
回転スムーズさはBODYMAKERと同等ですが、耐久性ではBADKAERが上回ります。
初期投資は4,200円と高めですが、5年以上の長期利用を前提にするなら、月単価で見ると最も経済的です。
ただ「試しに始めたい」という初心者には、価格の心理的障壁が高いため、3ヶ月の固定式利用後のステップアップ購入をお勧めします。
6位:IRON GYM ハイパープッシュアップバー(3,200円前後)
懸垂バーで有名なIRON GYMのプッシュアップバーは、「機能性と価格のバランス」が優れています。
固定式ながらグリップ部が工夫され、手首への負担を低減する設計が施されています。
価格は3,200円前後と、BODYMAKER回転式より300円安いため「固定式と回転式の中間」として機能します。
週3回程度の軽~中程度負荷であれば十分耐えられ、ゴム臭も控えめです。
ただ「本気で追い込む」という場合は回転式への必要性が高まるため、中級者向けの「つなぎ器具」としての位置付けが最適です。
特殊・高機能おすすめ2選:こだわり派向け
7位:Soomloom ウッドバー プッシュアップバー(3,800円前後)
Soomloomのウッドバーは、ゴムやプラスチックではなく天然木を採用した珍しいプッシュアップバーです。
ゴム臭が一切なく、マンション環境での臭い問題を完全に解決します。
木製のため握り心地が温かみがあり、「毎日触るものだからこだわりたい」という人にぴったり合います。
デメリットは「木製のため湿気に弱い」
「グリップが木なので汗をかいた手では滑りやすい」
「3,800円と中級価格帯」という点です。
ただ環境への配慮や、毎日のトレーニングの気持ちよさを重視する人には、価格以上の価値があります。
実際に使っている知人からは「木の香りで朝のやる気が出る」という声も聞きました。
8位:XMark ノンスリップ固定式(2,200円前後)
最後はXMarkの超高コスパ固定式です。
2,200円という価格帯では最も質感が高く、ゴム臭もほぼゼロ。
グリップ部分の滑り止め加工が丁寧で、汗をかいても握りやすいです。
ただし「ノンスリップ」がゆえに、床への接地面もグリップ性が高く、動かしにくいという矛盾が生じます。
フローリングでの使用時に「バーが床に引っ付いて、位置調整が手間」というデメリットがあります。
ヨガマットの上での使用を前提にすれば問題ありません。
初心者向けで、なおかつ臭いに敏感な人向けの隠れた名品です。
よくある質問(FAQ)
Q. プッシュアップバーは本当に効果がありますか?
はい、確実にあります。
床での腕立てと比べ、プッシュアップバーを使うと可動域が5~10cm広がり、胸・肩・三頭筋への刺激が著しく向上します。
また手首への負担が激減するため「手首の痛みで腕立てが続かなかった人」でも長期間トレーニングを継続できるようになります。
科学的にも多数の研究で、プッシュアップバー使用時の筋活動量は床での腕立ての1.3~1.5倍という報告があります。
Q. 回転式と固定式、どちらを選ぶべき?
「続く自信がない」
「試しに始めたい」なら固定式(2,800~3,000円)から入門してください。
「3ヶ月以上続く」と決めている、または「より高い効果を求める」なら、最初から回転式(3,500~4,200円)に投資する方が最終的に安上がりです。
買い替えのコストと時間を考慮すると、回転式への初期投資は実は「安い買い物」です。
Q. ゴム臭が強いのは不良品ですか?
いいえ、新品のプッシュアップバーのゴム臭は正常です。
ただし製品によって臭いの強さは異なり、PERFECT FITNESSやBADKAER、adidas製は臭いが控えめで、1~2週間で消えます。
一方ダイソーや一部の安価品は臭いが強く、1ヶ月程度かかることもあります。
臭いに敏感な場合は、事前に臭いが少ないモデルを選ぶか、Soomloomのようなウッド製を選ぶことをお勧めします。
Q. 手首が痛い場合、どのプッシュアップバーが良い?
手首が弱い人は、まず「グリップが太く、握りやすい」
「グリップ幅が肩幅に合っている」という2点を重視してください。
PERFECT FITNESSはこの両条件を満たし、多くの手首痛患者からの支持が厚いです。
さらに手首の自由度が必要な場合は、回転式のBODYMAKERやBADKAERを選び、手首をより自然な角度で動かしてください。
固定式で手首が痛い場合は、バーの幅や角度が自分に合っていない可能性が高いため、回転式への買い替えを検討する価値があります。
Q. プッシュアップバーの耐久期間は何年ですか?
質の良いプッシュアップバー(BODYMAKER・BADKAER・IRON GYM)であれば、週3~4回のトレーニングで3~5年は持ちます。ただし毎日使用する場合は1~2年で握り部分のへたりが目立ちます。

