「フラットベンチは持っているけど、インクラインやデクラインもやってみたい」
「スペースの都合で1台で済ませたい」マルチポジションベンチを探しているなら、こういった悩みをお持ちではないでしょうか。
角度が変えられるアジャスタブルベンチが1台あれば、大胸筋上部・中部・下部、肩、背中と幅広い部位をカバーできます。
しかし価格帯や耐荷重・ガタつきの有無など、商品によって差が大きく、選び方を間違えると「買ってから後悔」になりかねません。
この記事では、実際にホームジムでトレーニングベンチを使い続けてきた経験をもとに、マルチポジションベンチのおすすめ5選と選び方のポイントをまとめました。
この記事で分かること:
- マルチポジションベンチの選び方(耐荷重・角度段数・安定性)
- フラット・インクライン・デクライン兼用ベンチのおすすめ5選
- 静音性・収納性・臭いなど実使用視点での比較
- 失敗しないための購入前チェックポイント
マルチポジションベンチの選び方:後悔しない4つのポイント
🎯 結論:あなたに合うマルチポジションベンチはこれ
- 【予算重視・初めての1台】 → IROTEC マルチポジションベンチ
- 【がっちり安定・高耐荷重重視】 → WASAI アジャスタブルベンチ WK105
- 【折りたたみ収納重視・狭い部屋向け】 → FITNES FD-OP050 折りたたみベンチ
- 【本格トレーニング・高重量派】 → Bowflex 5.1アジャスタブルベンチ
- 【コスパと機能のバランス重視】 → Fujikon マルチポジションベンチ FG-03
① 耐荷重は「自分の体重+扱う重量」で判断する
マルチポジションベンチを選ぶ際に最初に確認すべきは耐荷重です。
体重70kgの方が30kgのダンベルを使うなら、単純計算でも100kgの負荷がかかります。
安全マージンを考えると、耐荷重150kg以上を目安に選ぶのがおすすめです。
安価な製品は耐荷重100kg未満のものも多く、高重量トレーニングには不向きです。
② 角度調節の段数と操作性を確認する
インクラインの角度が5段階しかないベンチと、10段階以上細かく調整できるベンチでは、トレーニングの幅が大きく変わります。
背もたれ部分だけでなく座面(シートパッド)も角度調節できるかも重要なポイントです。
座面が固定式だとインクライン時に体がずり落ちやすくなります。
また、ピン差し込み式のほうがレバー式より操作がシンプルで壊れにくい傾向があります。
③ フレームの太さとガタつきの有無
格安ベンチに多い失敗が「使っているうちにガタつきが出る」問題です。
フレームはスチール製・角パイプ50mm以上が目安。
ネジの締め直しが定期的に必要なものもあるため、購入前にレビューでガタつきの報告がないか確認しておきましょう。
④ パッドの素材・厚みと臭い問題
安価なビニール製パッドはゴム臭・プラスチック臭が強く出ることがあります。
パッドの厚みは5cm以上あると長時間トレーニングでも腰や背中への負担が少なくなります。
PUレザー(合成皮革)素材のものはビニールより臭いが少なく、汗を拭き取りやすい点でも優れています。
おすすめマルチポジションベンチ5選を徹底比較
[IMAGE_2]| 商品名 | 耐荷重 | 角度段数 | 静音性 | 臭い | 収納性 | 耐久性 | コスパ | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| IROTEC マルチポジションベンチ | 200kg | 6段階 | ◎ | ○ | △ | ◎ | ◎ | 15,000円前後 |
| WASAI WK105 | 300kg | 7段階 | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ○ | 25,000円前後 |
| FITNES FD-OP050 | 150kg | 5段階 | ○ | △ | ◎ | ○ | ◎ | 10,000円前後 |
| Bowflex 5.1 | 136kg | 6段階 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | △ | 45,000円前後 |
| Fujikon FG-03 | 200kg | 8段階 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 18,000円前後 |
※評価は実使用感をもとにした目安です。◎=優秀 ○=良好 △=やや注意
【第1位】IROTEC マルチポジションベンチ コスパ最強の定番モデル
スペックと特徴
ホームジム入門者から中級者まで幅広く支持されているのがIROTECのマルチポジションベンチです。
耐荷重200kg、背もたれ6段階調節(フラット・インクライン複数段・デクライン対応)と、一般的なホームトレーニーには十分すぎる仕様。
フレームは角型スチール製で、国内ブランドならではのアフターサポートも安心材料です。
パッドはPUレザー素材で、厚みも5cm以上確保されています。
長時間のダンベルプレスやローイング系種目でも、背中への圧迫感が少ない点が気に入っています。
価格帯は15,000円前後と、この性能では非常にコスパが高いモデルです。
気になる点
折りたたみ機能がないため、設置したら基本的に出しっぱなしになります。
6畳以下の部屋だと存在感はそれなりにあります。
また、デクライン使用時に足を固定するパッドが少し細めで、慣れるまで不安定に感じるかもしれません。
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📝 実際に使ってみた感想
実は最初にトレーニングベンチを買ったとき、Amazonで4,000円台の格安フラットベンチを選んでしまいました。
最初の2ヶ月はそれで何とかなっていたのですが、インクラインダンベルプレスがやりたくて「角度が変えられるベンチが欲しい」と思い始めたんです。
そこで購入したのがIROTECのマルチポジションベンチでした。
届いてすぐに気になったのがパッドの臭い格安ベンチの強烈なゴム臭とは違い、PUレザー特有のわずかな臭いが数日で消えたのには正直ほっとしました。
マンションの朝6時トレーニングで心配していた「ガタつき音」も、床にラバーマットを敷けばほぼ無音で使えています。
使い始めて1年半経った今も、フレームのガタつきはゼロ。
15kgのダンベルを使ったインクラインプレスでも全くブレません。
強いて言えば、収納できないので妻から「邪魔」と言われることが唯一の悩みです(笑)。
【第2位】WASAI アジャスタブルベンチ WK105 高耐荷重で本格派向け
スペックと特徴
より高重量なトレーニングを想定しているなら、WASAI WK105が筆頭候補です。
耐荷重は業界トップクラスの300kgで、バーベルを使ったベンチプレスにも対応できる剛性があります。
フレームは50mm角のスチール製で、角度調節はピン差し込み式。
背もたれ7段階・座面も独立して調節できるため、インクライン時に体がずり落ちません。
パッドはPUレザー製で臭いも控えめ。
表面のステッチ加工が施されており、見た目の高級感もあります。
本格的なウエイトトレーニングをホームジムで続けたい方には、長期投資として見合う1台です。
気になる点
重量が18kg前後あり、移動させるのが少し大変です。
また価格帯が25,000円前後と、初心者には少しハードルが高め。
しかし耐久性と安定感を考えると、長く使えば十分に元が取れる商品です。
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【第3位】FITNES FD-OP050 折りたたみベンチ 収納性No.1のコンパクトモデル
[IMAGE_3]スペックと特徴
「使わないときはクローゼットに片付けたい」という方には、折りたたみ式のFITNES FD-OP050がおすすめです。
使用時はしっかりとした安定感がありながら、折りたたむと奥行き約30cmにコンパクト化できます。
耐荷重は150kgで、体重70kg以下・ダンベル20kg以下の方なら十分対応できます。
価格帯が10,000円前後と非常に安く、「まず試してみたい」というホームジム初心者にも手が届きやすい価格です。
角度は5段階調節で、フラット・インクライン(30°/45°/60°)・垂直に対応しています。
気になる点
パッドの素材がビニール系で、開封直後はやや臭いが気になります。
数日換気すれば落ち着きますが、臭いに敏感な方は注意が必要です。
また、デクライン機能はないため、デクラインプレスを本格的にやりたい方には物足りないかもしれません。
高重量(体重+ダンベル150kg超)のトレーニングには向きません。
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【第4位】Bowflex 5.1アジャスタブルベンチ 海外ブランドの品質と使い勝手
スペックと特徴
フィットネス機器の老舗ブランドBowflexが手がけるBowflex 5.1は、設計の完成度が高い1台です。
背もたれ6段階(-17°デクライン〜90°垂直)、座面も独立調節可能で、どの角度でも体がずれにくい構造になっています。
パッドの品質が高く、長時間使っても不快感がほぼありません。
さらに後輪付きで移動が楽なのも大きな魅力。
設置場所からトレーニングスペースへのセッティングがスムーズです。
耐荷重は136kgとやや控えめですが、設計の完成度は5選の中で最高レベルです。
気になる点
価格帯が45,000円前後と最も高く、予算重視の方には向きません。
また耐荷重が136kgのため、体重が重めの方や高重量トレーニングを行う方には不安が残ります。
「品質にこだわりたい・長く使いたい」という方向けのモデルです。
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【第5位】Fujikon マルチポジションベンチ FG-03 段数と価格のバランス型
スペックと特徴
Fujikon FG-03は、8段階の細かな角度調節と耐荷重200kgを、18,000円前後という価格で実現したバランス型モデルです。
IROTECより角度の段数が多いため、より細かく傾斜を調整してトレーニングしたい中級者に向いています。
フレームはスチール製で安定感があり、パッドもPUレザー仕様です。
背もたれと座面がそれぞれ独立して調節できるため、インクライン・デクライン種目での体のずれが少ない点も評価できます。
気になる点
折りたたみ機能はなく、重量も約14kgあるため頻繁な移動には向きません。
また国内サポートの体制がIROTECほど充実していないため、万一の不具合時の対応に差が出る可能性があります。
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💡 3ヶ月後の自分を想像してみてください
フラットベンチだけでスタートしたとき、最初の2〜3ヶ月はそれで十分でした。
しかし大胸筋の上部・下部、肩の前部を効率よく鍛えたいと思い始めると、フラットベンチだけでは限界が来ます。
「安いフラットベンチを買って、後からマルチポジションに買い替える」という流れは結果的に合計金額が高くなりがち。
最初からマルチポジションベンチを選んでおけば、トレーニングの幅が一気に広がり、買い替えコストもかかりません。
予算に余裕があるなら、最初から角度調節付きを選ぶのが長期的にはお得です。
こんな人におすすめ タイプ別の選び方まとめ
マンション住まいで静音性・収納を重視する方
マンションでのホームジムで最も気になるのが「音」と「スペース」の問題です。
ベンチ自体が音を出すことは少ないですが、角度調節時のピン操作や金属同士の接触音には差があります。
折りたたみ式(FITNES FD-OP050)なら使用後にコンパクトに収納でき、生活スペースを圧迫しません。
ただし高重量トレーニングには向かないため、扱う重量が軽めの方向けです。
ダンベルプレスやローイングを本格的にやりたい方
ダンベルを使ったインクラインプレス・デクラインプレス・ワンアームローイングなどを本格的に行うなら、耐荷重200kg以上のIROTECかFujikon FG-03が適しています。
座面の独立調節機能があるかどうかも確認しておきましょう。
腹筋・背筋トレーニングも一台でカバーしたい方
デクライン・インクライン両方に対応するモデルなら、腹筋(デクラインシットアップ)・背筋(インクラインバックエクステンション)も同じベンチで行えます。
WASAI WK105やIROTECはデクライン対応で足固定パッドも付いており、腹筋・背筋トレーニングにも活用できます。
初めてのベンチで予算を抑えたい方
「まずホームジムを始めてみたい」という入門者なら、FITNES FD-OP050(10,000円前後)で始めるのも一つの選択肢です。
ただし体重+扱う重量が150kgに近い方は、最初からIROTEC(15,000円前後)を選ぶほうが安全です。
よくある質問(FAQ)
Q. マルチポジションベンチとフラットベンチ、どちらを選べばいいですか?
ダンベルトレーニングの幅を広げたいならマルチポジションベンチ一択です。
フラットベンチはベンチプレスやダンベルフライには使えますが、インクライン種目で大胸筋上部や肩前部を鍛えることができません。
価格差は5,000〜10,000円程度ですので、最初からマルチポジションを選ぶことをおすすめします。
Q. 腹筋と背筋の両方に使えるベンチはありますか?
デクライン機能(背もたれを下に傾ける)付きのベンチなら、デクラインシットアップで腹筋を、インクライン設定でバックエクステンションをおこなうことができます。
足を固定するパッドが付いているモデルを選ぶのがポイントです。
WASAI WK105やIROTECのマルチポジションベンチが該当します。
Q. マルチポジションベンチはマンションでも使えますか?
ベンチ自体は音が少ないため、マンションでも問題なく使えます。
ただしダンベルを床に置いたり落としたりする衝撃音のほうが階下への影響が大きいため、ラバーマットを床に敷くことを強くおすすめします。
折りたたみ式のコンパクトベンチを選ぶと、使用後の収納もしやすく生活スペースへの影響が最小限になります。
Q. ベンチプレス台として使うには耐荷重はどのくらい必要ですか?
バーベルを使ったベンチプレスを行う場合、自分の体重+バーベル重量+セーフティ余裕を含めて耐荷重200kg以上のモデルを選ぶことをおすすめします。
ただし、マルチポジションベンチはラックが付属していないためセーフティ確保が難しく、基本的にはダンベルトレーニング用として使うのが安全です。
Q. アジャスタブルベンチのガタつきを防ぐ方法はありますか?
定期的なネジの増し締めが最も効果的です。
購入後1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月のタイミングで全体のネジを確認する習慣をつけましょう。
また、ラバーマットを床に敷くことでベンチ脚のズレが防止され、ガタつきの発生を抑えられます。
フレームが太いモデル(角パイプ50mm以上)を選ぶことも、長期的な安定性につながります。

